記事一覧

ゼニスは2021年の幕開けを華々しく飾った。

新型キャリバーのエル・プリメロ3600を搭載したクロノマスター スポーツの発売は、個人的にはこれまで見たなかで最もホットでベストセラーとなった作品だ。私の理解では、発売から丸1年が経過した今も、ほとんどの小売店でバックオーダーが続いている。

ゼニス クロノマスターフルオープン 38mm 51.2151.400/78.C810 コピー

カテゴリ ゼニス エルプリメロ(新品)

型番 51.2151.400/78.C810

機械 自動巻き

材質名 ステンレス・ローズゴールド

ブレス・ストラップ ストラップ

タイプ メンズ

カラー シルバー

外装特徴 シースルーバック

ケースサイズ 38.0mm

機能 クロノグラフ

デイト表示

2022年、ゼニスはエル・プリメロ 3600ムーブメントのプラットフォームに戻り、今度はクロノグラフ機能を搭載しないモデルを新たに発表。スモールセコンド表示の代わりに10秒ごとに1回転する1/10秒針が9時位置に配置されている。デファイ スカイラインに搭載された新型のエル・プリメロ 3620は、5Hzとハイビートの振動数を維持するエル・プリメロだが、その形状は多くの人にとって認識しにくいかもしれない(ただし、近年では3針のエル・プリメロもリリースされている。詳しくは後述)。

ゼニスはこのスモールセコンドをあえてフドロワイヤントと表記していないが、これは10秒に1回スモールセコンドが回転するというダイナミックなビジュアルアピールに最も近い例と言えるだろう。自動巻きCal.3620は、従来の3600ムーブメントをベースにクロノグラフ機能を削除したもので、ガンギ車から直接秒針を駆動するため、毎秒10回の正確なジャンプをすることができます。ゼニスによると、スイスの時計製造の歴史において、1つの時計に1/10秒のサブダイヤルが組み込まれたのはこれが初めてだそう。また、多くの歴史的なエル・プリメロキャリバーとは異なり、デファイ スカイラインはハック機能を搭載している。

Cal.3620は、Cal.3600の追加要素を受け継ぎ、両方向回転ローターによる自動巻き、60時間のパワーリザーブ、サファイアクリスタル製のケースバックから見えるシリコン製ガンギ車(星形!)およびアンクルなど、さまざまな特徴を備えている。

しかし、脱進機から直接秒針を駆動させると、振幅数に問題が生じるのだろうか? ゼニスはそれに対してノーと言っている。

マリエッタ氏は「問題だったかもしれない」と認めている。「そして、最初の段階で、この潜在的な問題に対処しなければなりませんでした。私たちは50年以上にわたって高振動のムーブメントに携わってきており、また3600プラットフォームの開発経験もあります。そのため、輪列とエネルギーの伝達を作り直さなければなりませんでした。脱進機で直接駆動しているので、すべてのエネルギーをそこに取り込んでいるのです。その経験があったからこそ、3針のエル・プリメロの開発でより効率的な作業ができました。その目的は、競合他社に差をつけること、そしてユニークで他とは違う、私たちの高振動時計製造のDNAによく結びついた時計を作ることでした」。